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RESEARCH
病気の診断と治療が可能な新規抗体の開発
病院での診断結果を患者さんに「その場」で「すぐに」知らせることができれば?
医薬品の治療効果をさらに高めるためには?
診断結果をより正確にするためには?
お薬の投与量を減らしても投与効果は維持できたら?
われわれの研究室ではこのような "?"を "!"に変えることができる画期的な抗体を
開発しています。
①遺伝子クローニングで、目的のタグ/ペプチド/タンパク質の配列を組み換えることができる
②大腸菌等を用いた大量生産・精製が可能
③抗原結合力を持ちながらも、自然抗体より小さい
といったメリットを持つ”抗体断片”を作製し、
その末端に蛍光色素/放射線同位元素/治療用薬剤などをつなげることで、
病気の診断および治療に応用できるようにしています。
特に、検出に必要なステップを減らすことで数分以内に診断結果を知ることができ、検出感度を上向させるとともに、陰性対照群との差を大きくすることで、診断結果の正確性を高めることを心がけています。
そして、抗がん治療を含め、様々な病気を治せることができる抗体を開発し、マウスモデルを用いてその性能を確かめることで、実際にバイオ医薬品として応用できることを期待しています。
さらに、いろいろな実験に対照群マウスとして用いることができるノックイン/ノックアウトマウスモデルおよびシングル遺伝子ノックアウト細胞をCRISPRゲノム編集技術を使って作製しています。
抗体工学, 免疫測定, 細胞イメージング, 免疫治療, ゲノム編集を含める in vitro + ex vivo + in vivo 研究を行うことで、
バイオ医工学分野をリードし、社会に貢献できる研究成果を出せられるよう、
日々努力しています。
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